iOS10の超主観的レビュー に続いてwatchOS3の超主観的レビューをば。
文字盤の早切り替えは便利だ
仕事用・運動用・釣り用・etcと文字盤をシーンごとに切り替えているので、ささっと切り替えられるのは便利。
普段使いの中で指が触れちゃってくるくる文字盤が変わると嫌だなあと思っていましたが、フリックを右から左に画面いっぱい振り切らないと切り替わらないので、「お、ちゃんと考えてる!」って感じ。
今まで通りの「文字盤プッシュ」でも、従来通り文字盤の切り替え・設定変更は可能です。
アプリ起動がそれなりに速くなってよろしいが、、、うーん。
アプリっつってもほとんど「駅Locky」と「天気」、釣りの時の「SurfTide7」くらいしか使ってないですが、Dockに仕込んでおけばさっさと立ち上がってくれるのは精神衛生上よろしい。
・・・と言ってあげたいところですが、アプリによっては、Dockに仕込んであっても、アプリ内での処理が必要なものについては、「アプリの画面はすぐに表示されるけど、結局しばらく処理待ちが発生する」というものがあります。
例を言えば「駅Locky」。このアプリはGPS測位で近くにある駅の電車の発車時刻をカウントダウンしてくれるアプリですが、アプリの画面が開いて、GPS測位にしばらく時間がかかって待たされることがあります。
天気アプリのような、ネットからデータを引っ張ってくる系のアプリはそこそこ早く表示されると思います。まあこのあたりは、個々のアプリの特性による、ということで納得できるところではあります。
サイドボタンを押してDock切り替え画面(アプリ画面の縮小版が表示される)になっても、その中のアプリ画面が動作しているのは確認できるので、バックグラウンドで動作していることは確かなようです。
タスク切り替えが少々手間
上件と関連しますが、今までは下からスワイプで各種アプリをグランスとして呼び出せたが、watchOS3からは「サイドボタン押し」でタスク切り替え機能を呼び出すことになりました。
「下からスワイプ」と比べるとボタンを押すのは少々手間かな、と。
Scribbleが意外と英文字を認識するが、日本語に対応していないのが残念
iMessageを受信した時、Scribble機能でバネルに文字をなぞって書くことができるが、英文の認識率はなかなかのもの。ただし、日本語に対応していないので「ok」とか「idiot!」とか英語苦手な人は単発の単語しか送られないのが残念。
中国語には対応しているらしいけど。日本語にも対応して欲しいところ。
Digital Touchが今更復活してきた感じ
Scribbleで文字を書く代わりと言ってはなんだけど、既に忘れ去られていそうな、初代Apple Watch(watchOS1)がリリースされた時にAppleが推してた機能「Digital Touch」で絵として文字は描けます。
こんな感じ。
急いでるときなんかは殴り書きで返事ができていいかも。
「ありがとう!」「はい、なんでしょう?」「大丈夫です!」
程度の定型文はあらかじめ設定されています。
この機能はiOS10のiMessageにも乗ってきたので、知り合いとちょっと遊ぶ程度には面白いです。すぐ飽きますが。子供受けはよさそう。
ちなみにこのDigitalTouchで書いた絵は、MMSや普通のPCメールの方に送っても、画像として送信されるようです。
ちょっと電池の持ちが心もとなくなったか・・・?
今回はレビューということでいじくりまわしたので電池の減りは早かったですが、普段使いで使ってみてどうでしょう、というところが皆さん気になるところかと思います。
・Dockでバックグラウンドにアプリ常駐
あたりの機能がついたので、
「電池の減り、早くなるんじゃねーの?」という印象はありますが、しばらく普段使いしてみて調べてみようと思います。
使い勝手が随分変わってしまったので、慣れが必要です
watchOS3では、今まであった
「グランス」がバッサリと捨てられた感じになっています。グランスの代わりにDockができたわけですが、グランスならではのアプリの「見せ方」が気に入っていた方は、それがなくなったので不満を感じるかもしれません。
かくいう私もその一人。
まあ、それもそのうち慣れていくのでしょうが。
まあこの世界、「仕様変更」とは無縁でいられませんのでね。変更があったらあったなりに自分の運用方法を確立していくのも楽しいのではないかと。
私ゃそう思います。
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