macOS SierraのiCloud Drive "デスクトップ","書類"の同期機能で肝を冷やした。

VMWareはデフォルトでは「書類」ディレクトリ下に「仮想PC」ディレクトリを掘ります。なので、従来のEl Capitanと同じように、外付HDDから「書類」ディレクトリ下に仮想PCを戻し、何気なく 「iCloud Driveの同期機能イラネ。Dropboxで十分」ってなことで、iCloud Driveの「”デスクトップフォルダ”と”書類”フォルダ」のiCloud Drive同期を外そう %e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-22-20-39-24 とした時でした。 こんな表示が出ました。すごーく嫌な予感がしました。 %e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-22-20-39-32 さらに言うと、iCloud Driveは有料プランに入っていないため、容量は5GB。iPhoneやらiPadやらのバックアップに2/3くらい使っているので、残り1G強くらい。その1G強のスペースと同期している「書類」ディレクトリに、70GB超の仮想PCが格納され、「iCloudくんは容量オーバーしている」状態です。Finderのどこかに容量オーバーの警告が出ていたような気もします。 嫌な予感を引きずったまま、同期を切りたいので「キャンセル」するのもアレなので「切にする」を押しちゃったわけですが、、、。 果たして、「書類」ディレクトリの中の仮想PCファイルは消えました・・・かのように見えました。 実は仮想PCを起動したままこの処理をしたので、「書類」ディレクトリの中からは仮想PCのファイルは消えたものの、仮想PCは動作している。ファイルの実体がどこかに消えてしまった感じになりました。 焦りました。さしあたりは外付HDDの中に仮想PCファイル本体はあるのでソッコーでVMWare仮想PCを「”書類”ディレクトリ以外」に戻したので問題はないですが、これがもし大切なファイルだったりしたら・・・と思うとちょっと怖い。 肝を冷やしたお話でした。


iCloud Driveの名誉のために言っておきますが、iCloudの容量がオーバーしていないうちだったら、「書類」「デスクトップ」のiCloud Drive連携を切っても、 「iCloud Driveの中にファイルは残ります」 この「iCloud Driveの中に残る」動作がヒヤヒヤさせるわけです。ローカルHDDの「書類」「デスクトップ」からはファイルが消えてしまうんですね。 おそらく、容量オーバーのファイルが格納されていてもまさか容量オーバーしている分はブッ飛ぶ、なんていうトンデモ仕様にはなっていないとは思いますが、「書類」にたくさんのファイルを格納している人はちょっと気を付けておいたほうがいいかもしれません。 特に、なんらかのアプリでデフォルトで「書類」ディレクトリ下に色々作られるのを使ってる人は、iCloud Drive連携を切る時は要注意です。
[追記 2016/09/23] iCloud Driveの実際のところは、「ローカルにもファイルを保持しつつ、リモートにもファイルを保持するよ」ってことだと思うので(未確認)、「おい消えちゃったよおい」ってことはないんだと思いますが(あくまで思うだけ)。その辺の説明はAppleさんからは何もないと思うので使う人がいろんなケースを試してみて「こういう動きである!」と解明してくれるのを待つしかないんですが。 それにしても、iCloud Driveとの連携を切ると対象のフォルダからファイルが消えるのは嫌だなぁ〜、気持ち悪いなぁ〜、と思うわけであります。  ]]>