PC-9821Bp/U8W
http://www.pc-98club.jp/pc98-datas/pc-9821bp_u8w.html メインメモリ標準5.6Mってアナタ! 「漢字ROM」ってア・ナ・タ! 懐かしくて泣けてくる。 このマシン、「Windows3.1が動作する、近代的マシン」が欲しくて欲しくてたまらなくて、高校2年生の時に親に買ってもらったものです。1995,1996年頃だったかな。 買ってきたらすぐに、フロッピー52枚分のバックアップを取らされたのもいい思い出。今じゃ考えられない。 Windowsの仕組みを知りたくて、win.iniをいきなりいじってWindowsが立ち上がらなくなって、半泣きになりながら52枚のフロッピーからリストアしたのもいい思い出。 今みたいに何でも最初からついてるわけじゃなかったから、二倍速(!)CD-ROMドライブを買ってきて、「Windowsのリストアが超簡単じゃないか!」と大感動したり。 それと、Nifty-serve with テレホーダイでネットワークの世界にデビューしたのでした。 EmTerm使ってオートパイロットマクロ組んだり。 秀丸エディタの秀まるおさんに 「高校生は秀丸タダですか?」とか直メールしたり。 今考えると、本当に高校生なのか確認することも出来なかったのに(一応プロフィールには高校生と書いてあったような)、「いいですよ」と快諾くださった秀まるお様に感謝。 それまで小学生の頃から使っていたのがPC-8801Mk2SRと、これまた激しいレトロなスペックのPCでした。 PC-8801mkIISR http://vuj.dip.jp/~mkato/pc88/88sr.html このマシンの顔を見てると、小学生の頃ベーシックマガジンの巻末に載ってた「三国志」をタイピングして、Runしたら “Syntax Error” とか出て、デバッグする能力もなかったから泣きながらお蔵入りしたり。 ディスプレイの「緑色」が出なくて、信長の野望買っても武将のステータスの文字が読めなかったり。 いろいろありました。 小学生時分から、この8801で「ユーカラK2」というワープロソフトで、父親の年賀状作成を手伝っていたのでした。 印刷はインクリボンの熱転写プリンタで。リボン切れたら裏返したり。 リボンを二周目にしちゃうと文字がスッカスカになったり。 たぶん最近の若いPCユーザ衆は何言ってんのかわかんないんだろうなあ。 「昔からパソコンいじってました」 というと、「昔からプログラム組んでました」というふうに取られそうなんだけど、私の場合はもっぱら「業務」で。 でもこのマシンのおかげで、ブラインドタッチがかなりマスター出来ました。カナ打ちで。 冒頭の写真がHDDの奥から出てきたのをみて、懐かしさに目頭が熱くなったので書き留めてみました。 ]]>