アウトライナー”Dynalist”が日々のToDo管理その他に非常に有用であったということ。

「アウトライナー」というツールがあるんですが。

アウトライナーの新しい形を考える

https://ubiteku.oinker.me/2018/07/02/new-outliner/

より

アウトライナーはその名が表す通り、情報のアウトライン(輪郭)を作るためのソフトウェアである。情報のアウトラインを作るというのは、別の分野の言葉で言い換えれば、知識や考えの「デッサン」をすることに相当するだろうか。考えを文章として精密に表現する前に、その論の構造だけを抜き出して、全体として筋が通るような組み立てを考える。

「アウトライナーはいいぞ」というツイートを見て、数ヶ月前から半信半疑で使ってみたんですが、使った瞬間からとてもいいものだと感じました。

「アウトライナー」と呼ばれているものには

  • WorkFlowy
  • Dynalist
  • その他色々

と、たくさんあるみたいなんですが、私はDynalistを使ってます。特にツールにこだわりがないならどれも同じような機能があると思うので、一個試しに使ってみて他に乗り換えてみたらいいんじゃないですかね。

もともと「アウトライナー」ってのは、長い文章を書くときに、文章の構成(アウトライン)を先に定義して、アウトラインの項目ごとに詳細を書いていって一つの記事にする、みたいな使い方をするもの、、、らしいんですが、ネットでよく見るのは、「思考整理ツール」としての側面が強いです。

私も「思考整理ツール」や「ライフハックツール」として導入しました。もちろん長い文章を書くときにも使ってます。

例として「今日やること」をアウトライナーで書いてみました。

手帳とかに「今日のTODO」を書いている人は多かろうと思いますが、普段PCの前で仕事している私は手帳よりパッと画面上で切り替えられるアプリの方が便利ですね。(手帳にも色々こだわりましたが、あんまり自分の常備ツールとして定着しなかった)

「お仕事TODO」の項目ように、チェックボックスを付けて、こなした仕事をグレーアウトするみたいなこともできます。

「頭の中の情報を全部外部に出す」というのはライフハックとか手帳術とかでよく聞くことですが、アウトライナーだと、「リストツリー構造」で、関連する情報をリスト形式でどんどん深掘りしていくことができるところが素晴らしい。

一つの項目を書いていると、それに付随する違う項目がどんどん頭に中に湧いて出てきて、「何か一つのとっかかり(を書くこと)を機に、そこに紐づいている情報がどんどん頭の外に書き出されていく」という感覚があります。一番最初にとりあえず試しに書いてみたとき、頭の中で混沌としていたアイデアや情報が一気に整理され体系化されて、「自分の頭の中を客観的に見る」ことができます。

それだけでもこのツールを使い始めて良かったと思います。

今はアイデアをまとめる時はもちろん、上記のような「日々のTODOリスト」としても活用しています。長年蓄積していけば、ある種の「自分史」みたいなのが出来上がることでしょうね。

色々なアイデアはあるんだけど、頭の中がもやもやしてなかなか言語化できない、とか、日々のTODO管理がうまくできない、といった方は一回騙されたと思ってアウトライナーを使ってみてください。

アイデアやTODOをバーっと片っ端から書いていって、書き切ったらそれをツリー形式でカテゴリ分けしてみるだけで、ずいぶんと頭の中がスッキリするはずです。

iPhone,Androidのアプリもありますので、場所を問わずTodo管理できます。

ぜひお試しあれ。