毛蛋」
などと呼ばれているいわゆる「孵化しかけのアヒルの卵」ですが、食い物です。
東南アジアではよく食べられているようで。
先だってカンボジア・シェムリアップに行った時に食ってきたんですが、これを食うのも一つの目的でした。
「食べ物の姿形にこだわりがなく、かつピータンが食える人」なら食えます。味は濃厚なピータン味。
「くちばしや骨が刺さりそう」と思いがちですが、そんなことはなく、
「軟骨であるなぁ」という感覚もなく、食感としては卵の黄身を食っている感じで
サクサク食えます。
大抵の場合は下の写真のようにパクチー(と、思われる)と、ライム・塩コショウ入りのタレと一緒に出されるので、味を調整して食べましょう。そのまま食べても美味しいです。

私は殻をむいてそのまま身だけ食べましたが、
殻に溜まったスープも美味しいらしいので、それもちゃんとすすりましょう。もったいないことをしたなー。
一個だけで良いかと思ったんですが、
「1個1ドルで5個食え」
と店おばちゃんが言うので、同行の者が1個食って(彼は食いきれませんでした)、私が4個食いました。
現地人には2000カンボジアリエル(0.5ドルくらい?)で売られているらしいんですが、観光客価格で1個1ドルってところでしょうかね。
東南アジア方面に行かれた方は是非、この
「孵化しかけのアヒルの卵」、食ってみてください。
せっかく異国に行ったんだから異国情緒あふれるものを!]]>