ポモドーロ・テクニックを試しにやってみたらとても良かった話

りんごのキッチンタイマーで25分設定して、ヂリリとなるまで集中して作業をする、というアレです。
ポモドーロ・テクニック。
ネットやITのギークやナードの人は「ああ、あれか」とピンと来るでしょうが、そうでない方はあまり聞いたことがないかもしれません。
やり方は簡単で、タイマーを25分に設定して作業スタート。25分経ったら5分休憩。
5分休憩したらまた25分設定して作業、、、を繰り返し、4サイクル(2時間)したら30分くらいの大休憩を取る、というやつです。
試しにやってみたんですが、これがとても効率よく作業できました。
1日で4サイクルくらいやってみましたが、ダラダラと一日中作業するよりはるかに効率が良かった。
ただまあ、これも人によるだろうな、と。こんなことしなくてもちゃんと効率よく仕事できる人はいるだろうし。
私なんかは20年来の癖で、ダラダラと仕事しながら、そのダラダラの中で集中できる時間帯になったら超集中して作業を進める、というスタイルでやってきたんですが、それだとやっぱり効率が悪いわけです。
そもそも「残業してなんぼ」みたいな職場に20年近くもいたので、そういう仕事の仕方が身にしみてしまっているんですね。
フリーになってまだ集中すべき時と緩める時のたづなさばきを心得てきたつもりでしたが、ポモドーロ・テクニックをやってみて目からウロコが落ちた気分です。
ついついダラダラと仕事をしてしまうあなた、騙されたと思ってちょっとやってみてくださいな。
たぶん25分経ったときの5分の休憩にちょっとした罪悪感を感じますww
ダラダラ仕事してるクセに、休憩することには罪悪感を感じるタイプの人にぴったりなやり方だと思いますよ。
罪悪感より、25分しっかり集中して作業ができた達成感の方がはるかに上回ります。
そして、25分で切り上げられなくて、40分くらいやっちゃっても、「ま、いいか」と許せる心も大切とのこと。ポモドーロ・テクニックの開発者曰く。
さあ、キッチンにあるりんごタイマーを今すぐ持ってきて25分に設定しよう!
あ、ちなみに、りんごの形をした「デジタルな」タイマーより、マジリンゴ形のひねりを入れるアナログなタイマーのほうがいいですよ。
「カチカチカチ」という音が程よい焦燥感を駆り立てて、より集中させてくれます。
おためしあれ。