Ruby on Railsって簡単なんですね。

「今日からこの職場で、ウチ独自のこのフレームワークを使ってもらいます。あさってまでにカスタマイズ終えてね(ハァト)」 とか言われることが往々にしてあるので(というか、そんなんばっかりだった)。 そんな状態だとそこで使っているフレームワークを一から勉強する時間などありはせず。過去の経験からくる嗅覚でアタリを付けてソースいじって動かしてみて「あ、ダメだ」とか、「あ、動いた」とか試行錯誤の繰り返しの苦しみを味わってきたのです。 そもそもその頃の私は「フレームワーク」というのを触ったことがなかったのです。何か別のフレームワークを触っていればまた違ったのでしょうがねえ。 (大体、私の技術ベースはVB6ですよw そんな野郎をいきなりWebフレームワークの現場に放り込んで「ほれ、やれ」とかマジですか。) 嗅覚という名の「勘」だけでなんとかそれなりの納期で物をこしらえるもんだから、お客さんから「じゃ、別のフレームワーク、行ってみよ〜」とか言われて次の仕事が入ってきたりして(ありがたいことですが)、そのたびに同じ苦しみを感じながら物をこしらえる。 その苦しみが、私に知らず知らず「フレームワーク苦手やわぁ・・・」という意識を植え付けてしまっていたんでしょうね。 「フレームワーク」って聞くと「嫌だなあ、難しそうだなあ。また苦しむのかなあ」という意識が先行してしまっていました。 でも、今回Ruby on Railsを一から勉強して、フレームワークちゅうのは、そう恐れるものでは無いのだと気づきました。 そして、「一から勉強すること」って大切だなあ、と。 SI屋やってて「一から勉強する」時間なんてなかったですからねえ。やっぱり基本は大切です。基本は。 経歴書に 「〜フレームワーク経験者」 と書いてあっても、経験しているだけで基本がなっとらん状態で火を吹いてる案件の中に放り込まれるとか。 基本がしっかりできているのと、嗅覚だけでやっていくのとはやっぱり違うでしょう。出来上がった物の質も、なにより技術者の心の負担も。 技術者の皆さんはいろいろな現場を渡り歩いて「広く浅く」いろいろな言語やフレームワークを扱っている方も多かろうと思いますが(俺が居た会社だけ?)、嗅覚や勘だけでは自分を苦しめるだけなので、ちゃんと基本を勉強しましょう!     ええ、そんな時間があればね。]]>