ITエンジニアのポートフォリオ作りについて。

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とてもよろしいことだと思います。

私も数年前にフリーになったことだし、今までの自分の作品をポートフォリってみるかー、と思ってみたことはあるんですが、全部業務系守秘義務ありの案件ばかりで「外に出せないじゃん」と。

まあ、なんというか、あくまでも「業務目的」のソフトなので、見栄えはよろしくないわけで、「ポートフォリオ」という言葉とそれが意味するある種の美しさを満たすかというと、、、満たさないわけですね。そもそもの画面設計が昔のホストの流れを汲んでいたりするので、全然モダンじゃないし。そもそもWebじゃないし。そもそもコンシューマ(一般大衆)向けのソフトじゃないし。

まあ、「俺のポートフォリオだぜ」と自慢できるものはというと、名古屋市の北のほうにあるいくつかの自治体のお役所が発行している「税金の納付書」のコンビニ用のバーコード、あれは私が作りました。携わったのはもう10年近く前になるけど、ベースは俺が作った。俺が作ったやつの発展したやつが今も動いてるはずだ!

と、ドヤ顔したところで、

「あの橋はね、お父さんが作ったんだよ」
「すごい! お父さんすごい!」

というインパクトを上回れるはずもなく、、、ソフト屋は大変世知辛いなあと思う次第であります。

まあ、そもそも私のような20年選手はポートフォリオよりも「経歴書」の方がよくわかってもらえるんですけどね。っていうかここまで言っといてアレですけど、経歴書なんて見るのかね。自分で作っておいてばら撒きしといて言うのもなんですけど。「20年やってこれてるならまあいいんじゃないの」みたいなノリじゃないんですかね。大半のところは。

閑話休題。

最近エンジニアYouTuberの勝又さん(@poly_soft2)が主催されている「雑食系エンジニアサロン」に参加費お安いから入ったんですが、若い衆のポートフォリオを見ると舌を巻くわけですよ。なんか最近のモダンなアレをアレして見栄えのいいポートフォリオを作ってる。

現在、業務畑からWeb畑に齢40にして転身を図っている私なんかはもう脅威なわけですよ。若い衆怖い。おやじ狩り怖い。

でもまあ怖がってばっかりもいられないので、おじさんもおじさんなりに頑張っていこうと思っています。

さしあたり、某所からWebアプリの作成依頼が来ておりまして、そこに従事しております。初めてコンシューマ向けのWebプロダクトを作ることになります。

夏くらいにはプロダクトをリリースして、初めて「俺のポートフォリオだぜ」というものができそうな感じですので、今後ともよろしくお願いいたします。