【本当にあったクラウドの怖い話】Microsoft Azureから目ん玉飛び出るくらいの金額を請求された件。

11月くらいからWindows環境はMS-Auzreのクラウド上に構築して仕事をしてます。

VMのサイズはStandard DS12 v2で月額フルで使って¥32,000-くらいになります。24時間動かすと¥1,032円くらい。8時間で¥344-。きちんと使ってる時間だけ起動して、使わない時間はdeallocate(割り当て解除)状態にしていたし、毎日起動していたわけではないので、、大体月々¥4,000-¥5,000くらいで推移していたんですが、1月の請求を見てみたらなんと¥x万超えとるやんけ!

「なんだコレハ!!!!!!!・・・なんだ、これは!」

と自室で思わず2回声が出ましたね。目ん玉が飛び出てアメリカンクラッカーみたいにカチンカチンとなりました。

この急坂は一体・・・???

マッハでAzureのコスト管理見たら、ある日から利用料累積グラフがぐんぐん伸びてました。一日¥2,000-くらい。

原因を探ってみたところ、P50のストレージを眠らせておいたせいのようでして。いやこんなもん作ったかなー、としばらく前の記憶を辿ってみると、以下のような経緯があったことを思い出しました。

  • VM上のWindowsで作っていたJavaのバッチ処理が遅い
  • VMのサイズを変えてもそれほど速度が変わんないから、何がいかんのかと思案して、「これはストレージだ」と思い立った
  • VMのスナップショットをとったストレージをP50に切り替えてもう一回バッチを動かしてみた。でもそれほどパフォーマンスアップしなかったむしろ遅くなった(涙
  • で、スナップショット元のVMに戻したんだけど、そのままP50のスナップショットストレージを「削除してなかった」

「P50のストレージを削除してなかった」

このおかげで一日二千円気付かぬうちに取られておりました。

クラウドは
  気をつけないと
     青天井

という川柳は昔からよく聞きまして、「んなもん気をつけとりゃ大丈夫だもんね」と思ってしいましたが、気をつけきれていませんでした。


ただの私の勉強不足です

ただただ、自分の知識のなさ・勉強不足に打ちひしがれました。

40秒くらい立ち直れませんでした。

でもP50のストレージにしてもJavaのバッチ早くならなかったなー。どうすれば早く動かせるのかなー。なんかやり方が間違ってる気がします。

別に遅くてもいいんだけど、早く動かしたいのはただの興味なので、クリティカルに仕事に影響はないんでいいんですが。

とにかく勉強しないといけません、何事も。「便利であるウホホーイ」とよく知らんのになんでかんでも食いついていると痛い目にあう、という良き例でございます。エンジニア諸兄におかれましてはぜひ、我が轍を踏まぬようお気をつけくださいませ。

クッソ、せっかくなんかいらんもんを集めてメルカリで売っ払った分が全部飛んでっちまった。


教訓

  • 使わないオブジェクトは消しましょう。
  • 何がどれだけ課金されるのか把握しましょう。
    • オブジェクトは金です(語弊
  • 課金アラートはちゃんと設定しましょう。

あれ、そんだけでいいのか?


拝啓 マイクロソフト様

今回は高い授業料をお支払いいたしまして、大いに勉強させていただきました。これからもAzureを応援しております。

必ず、今回のン万円分の元は取らせていただきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

敬具